基本ストーリ

なぜエコでなければならないのか?

最近、地球がおかしいとか壊れていくという言葉をよく聞くようになりました。
毎年夏になると日本のどこかで線状降水帯が発生してその地域は大洪水となり大きな被害が生じています。秋になると今度は巨大な台風が毎週のように連続して襲ってきて被害をさらに大きくしています。2020年は新型コロナウイルスというものが出現してあっという間に世界に広がってパンデミックとなりました。世界中で多くの人たちが亡くなり大変な被害となりました。それによって世界の経済活動が突然停止し経済被害も甚大です。

21世紀となり20年が経過しました。令和の新時代もスタートしたばかりです。今世紀末はまだ80年ありますが今世紀の残りは一体どんなことになっているのでしょうか?今生まれてきている我々の子孫たちは生きていかなければならない世界です。この先のこと老婆心ながら心配になってきます。地球は人類はどうなっていくんだろうということを考えてみました。未来がどうなるかなんて誰にも断定はできません。実証された現象、仮説にすぎないもの、

実証されてないけど確実な事などを並べて検証してみることにしました。実証や仮説を並べてみることである程度のぼんやりとした未来が見えてきました。決して明るいものではありませんが、人類はそれを乗り越えていかなければなりません。その為に大事なことはエコファーストな考え方と価値観を全人類が共有することだと思います。エコトランスフォーメーションズ株式会社を立ち上げたのもその為です。

  • ■人口増加

    世界の人口は2020年現在約77億人と推定されています。毎年7千3百万人(1日20万人)ペースで増加を続けています。

    国連が出している世界の人口予想によれば、2030年には84億人、2040年には90億人、2050年には95億人まで増加します。

    ■2050年地球人口ピークと減少説

    カナダ人ジャーナリストのジョン・イビットソンと政治学者ダレル・ブリッカーにより2020年2月に刊行された『2050年 世界人口大減少』という本が刊行された。「2050年、人類史上はじめて人口が減少する。いったん減少に転じると、二度と増えることはない。」という。

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    ■2064年地球人口ピークと減少説

    2020年7月15日のBBCニュース記事によれば、出生率の低下により、世界の人口は2064年にピーク(約97億人)を迎えた後、今世紀末には約88億人にまで減少するという衝撃的な予測を、米ワシントン大学の研究チームが発表した。

    https://bbc.in/2XiAJpg

  • ■地球温暖化説

    IPCCによれば地球の気候は温室効果ガス(CO2)排出量の継続的増大により地球温暖化が続いています。このまま地球温暖化が進むと、今世紀末には地球の平均気温が最大で約4.8℃上昇すると予測されています。海水の熱膨張や南極やグリーンランドの氷河が融けて、今世紀末には海面が最大82センチ上昇します。

    ■太陽の極小期到来

    現在は太陽の黒点活動の極小期にあたり2020年になっても無黒点状態が続いてる、2019年も77%にあたる281日間、黒点が発生しなかった。米国航空宇宙局(NASA)も、「ダルトン極小期と同じ状態になるのかもしれない」と懸念を表面している。ダルトン極小期とは、1790年から1830年まで続いた太陽活動が弱かった期間のことである。

    独立行政法人経済産業研究所上席研究員藤和彦氏

    https://bit.ly/39PayeX

    ■地球は小氷河期?

     英ウェールズで2015年7月9日に開かれた王立天文学会で英国ノーザンブリアン大学のヴァレンティナ・ジャルコヴァ教授は2030年頃から太陽の活動が60%も減衰すると発表した。太陽の内部にある磁場の変化によってミニ氷河期が訪れる可能性を示唆した。太陽活動の動きを探る新しい数値解析のモデルを確立したが精度は97%だという。

    2019年6月26日 日経ビジネスの記事 「2030年頃から地球はミニ氷河期に突入する――。」

    https://bit.ly/3fhxyV7

    ■フォーブッシュ減少

    地球に降り注ぐ宇宙線の強度が太陽活動による磁気嵐が発生したときに減少すること。フレアで放出された荷電粒子が宇宙線を遮るためと考えられている。これは太陽風によって,外部から太陽系へと降り注ぐ宇宙線が阻止される結果である。逆に太陽活動が極小期にはいると地球に降り注がれる宇宙線が増大する。

    ■スベンスマルク効果

    スベンスマルク効果とは、宇宙空間から飛来する銀河宇宙線(GCR)が地球の雲の形成を誘起しているとの説である。原理的には大気に入射した高エネルギー宇宙線は空気シャワー現象によりミュー粒子などの多量の二次粒子を生じさせ、その二次粒子を核として雲の形成が促進されるという説である。

    【Gravity Wiki】 

     https://bit.ly/39OlMR1

    【神大、銀河宇宙線が気候に影響を及ぼす「スベンスマルク効果」の存在を立証。】

     https://bit.ly/2XjgeJ6

  • 温室効果ガスCO2の大量排出により地球温暖化がこの先も継続していくのは正しいのでしょう。太陽活動が極小期に入るというのも正しいのでしょう。ダルトン極小期と酷似しているとすれば2030年から2070年頃まで太陽活動が停滞します。その間地球に大量に宇宙線が大量に降り注がれ、その影響で雲の形成が活発になり、夏になると大雨と巨大台風の発生、或いは温暖化による干ばつ、冬はドカ雪か雪のない暖冬、極端な気候が中長期続くのではないでしょうか? 本格的に地球が荒れ狂い出すのは2030年からとしても、それらは明らかに既に始まっています。  人類は年間7300万人ペースで今後も増え続けていきます。最も気になるのは食糧問題です。一番食糧を必要とするこれらの期間に、天候が荒れるがゆえに増産できなくなってしまいます。世界各地で飢餓の発生し、それ原因で難民問題や戦災へとつながらないでしょうか?大変に気になります。また普段の人々の生活も山峡地や低地が洪水や土砂災害で暮らしにくくなるでしょう。 地球人口のピークと太陽活動の極小期のピークの双方が2050年から2060年にかけて重なっているのも不思議な現象だと思います。今の状態のままで人類史の大ピークを無難に超えることが出来るでしょうか。

  • これからの半世紀、不可抗力による人類は史上未曽有の危機に直面するのではないかと思われますが、我々企業人は手をこまねいて眺めているわけではありません。資本主義も拝金主義の行き過ぎた資本主義からESG投資へと舵を切ろうとしています。これは何よりもエコ・ファーストの考え方だと思います。ESGとは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)の三つの言葉の頭文字をとったものです。環境、社会、企業統治がエコを実現しようとしている企業に対して積極的に投資していこうというムーブメントです。

  • デジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉が我々ITの世界では最近よくつかわれるようになりました。 AI、BigData、Blockchainなど新技術革命の事を指す言葉です。この10年でAIはディブラーニングなど機械学習の深層化が急速に進み、高度な認識力と分析力を持つようになりました。人間の知性をAIが超えると言われるシンギュラリティーも早晩やってくると思われます。AIが知性を持つ時代が見えてきました。またIoTというすべてのものがインターネットに接続されるという時代も間近です。2050年の人類史大ピートとその前後の大変動に向かうに合わせて人類の英知の結集が出来つつあると考えられます。

  • デジタルトランスフォーメーション(DX)も向かうべき人類の大ピークと大ピンチを前にしては、エコ・ファーストでなければ意味がありません。世界の持続可能性危機に対してデジタル技術が貢献できる部分は大変多くあります。食糧問題にしても気候に影響されない増産の方法の開発、また先進国と後進国との食糧の流動化にデジタル技術は役立ちます。 災害をAIを使って予測することや、効率的な生き方、テレワークなど働き方の変革、人口がピークアウトしても全員が平和に暮らせる世の中がDXによって実現させなければなりません。エコ・ファーストなデジタルトランスフォーメーションをエコトランスフォーモーション(EX)と呼ぶ事にしました。

  • SDGs(持続可能な開発目標)が時代の合言葉になってきました。人類は2050年の人類史の大ピークと大ピンチをなんとしても生き残り、我々は子孫のために持続可能な発展の道筋をしめさなければなりません。エコトランスフォーモーション(EX)とは人類の持続可能性を模索するための取組です。EXにより健康長寿恒久平和なエコ社会(SDGs)を実現しましょう。

  • 地球温暖化が新型コロナウイルスなど疫病を発生させやすくなっていると言われています。未知のウイルスの出現により今回の新型コロナウイルスによるパンデミックのようなことが起きる可能性があります。新型コロナウイルスのパンデミック、各都市のロックアウトにより経済活動は停滞し、こうしたことが今後も繰り返されると世界の財政は破綻していしまいます。貧富の格差はますます広がり、食糧問題は難民問題につながり、一般市民の不満によりポピュリズムが強くなり政治的にも不安定な世界へとなっていきそうです。戦争は国同士のポピュリズムのぶつかり合いである場合が歴史を見れば明らかです。地域戦から世界戦へと拡大していくかもしれません。荒れ狂う気候、疫病問題、経済停滞、戦争の発生など人類が地球上から絶滅してしまうことも可能性としてはあるのではないかと思います。