EXの取組みのテーマ

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3 エコな開発スタイル

  • フルアジャイル・ワンストップサービスの推進(FAOS)

  • 1. フルアジャイル・ワンストップサービス(FAOS) ステム開発の環境とスタイルは近年大きく変わってきました。 多彩なフレームワーク、簡易開発言語、その他業務パッケージライブラリなどの登場により以前のようにいちいち基盤からスクラッチで作るということは少なくなりました。 最近はコーディングしなくても作品ができるというノンコードの開発フレームワークも見られます。 しかしながら開発手法としてはウォーターフォールが主流です。品質管理最優先の開発では確実な品質を保証するためウォーターフォールは最も適切であるかもしれません。ただし「最短での開発期間」、「ユーザー本位の機能性」、「過大でない開発費」などの条件を犠牲にしています。 最近は「アジャイル開発」という言葉がよくつかわれるようになりました。シリアルではなく、パラレル開発のことを指しています。上流工程はウォーターフォール、詳細設計以下はアジャイルなどハイブリッドな開発様式です。 もともとアジャイル開発とは2001年に公表された「アジャイルソフトウェア開発宣言」(→リンク)に始まっています。「最短での開発期間」、「ユーザー本位の機能性」、「過大でない開発費」の実現を目指した開発手法です。 「アジャイル宣言の背後にある原則」(→リンク)の中に具体的に書かれています。もちろん「最高の品質」は常に担保される必要があります。それが「顧客満足度」を勝ち取るものだと思います。 我々の開発もできる限り「アジャイルソフトウェア開発宣言」に書かれているようにありたいと考えています。 「アジャイルソフトウェア開発宣言」の理想を持ち 要件定義など上流工程段階からパラレル開発に入れるスタイルを「フルアジャイル開発」と呼んでいます。 「フルアジャイル開発」を実現するためには、デザイン、アルゴリズム、コーディング、テストなどのグループが同一場所にいて常に連携して取り組む「ワンストップサービス」が最も好ましい体制であると思います。 それらを「フルアジャイル・ワンストップサービス(FAOS)」と呼んでいます。難易度は高くなりますが理想的な開発の方向性です。

  • 2. アジャイルソフトウェア開発宣言
    http://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html

  • 3. アジャイル宣言の背後にある原則
    http://agilemanifesto.org/iso/ja/principles.html